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うつ病のサプリメントと症状 [心の病気]

うつ病のサプリメントと症状について一言しておきます。うつ病は、脳内物質の不足で起こるといわれています。

うつ病の症状にもよりますが、一般的には脳内物質のセロトニン分泌量が不足すると起きるというのが、最近の定説です。

また、ビタミンB1の不足などもうつ病に影響していると考えられています。





ですから、うつ病の薬は、それらの物質を補うよう作られているのです。

とはいえ、なかなか自分の症状に合う薬と出会えるとは限らないのが現状でしょう。

抗うつ剤と同じような効果を持ち、同じような成分を配合したサプリメントが最近では数多く出回っています。

うつ対策として有効だと思われるサプリメントは大きく分けると、

・セロトニンやノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンなどを増やす効果のあるサプリメント
・セロトニンやノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンなどの原料となる基本アミノ酸を含むサプリメント
・脳の働きを向上させるとされているビタミンB群を多く含んだサプリメント
・セロトニンなどの脳内物質を運ぶ脳内伝達物質の働きを向上させるといわれているDHAが含まれているサプリメント

になります。

しかし、これらのサプリメントはうつ病の初期段階に、「もしかしてうつ?」と思って使うのには適していますが、症状が悪化している場合には、まず医師の診断を受けて適切な抗うつ剤を処方してもらうことが重要です。

それに、サプリメントとはいっても、中には強い副作用を起こしたり、他の薬剤との併用が危険なものもありますから、使用に当たっては医師に確認するのが望ましいでしょう。

そもそもうつ病の症状って


うつ病は精神的に落ち込む沈うつ状態が長期間にわたって続く症状です。

その主な症状は精神的なものですが、肉体的な症状もあります。

一般的にはベッドに入ってから1時間以上眠れない・早朝に目が覚めて眠れなくなるなどの睡眠障害が2週間以上続くとうつ病の疑いが濃厚といわれています。

身体的な症状としては、耳鳴りや眩暈・頭痛・肩こり・胃痛・倦怠感・疲労感などが長期的に続いたり、食欲不振で何も食べたくなくなったり、逆に無性に同じものばかり食べたくなり、食欲が増進することもあります。

精神的な症状としては、ともかく気力がなく、「何もしたくない」という気持ちに支配され、自分が大好きな趣味さえ面倒で億劫になり、美味しいものを食べたいという欲求さえなくなります。

人と会話するのが面倒になるので、電話が掛かってきただけで気分が悪くなり、できるだけ人と接するのを避けたいと思うようになるでしょう。

最初は外出が面倒という程度ですが、症状が悪化すると着替えや洗顔・立ち上がることさえ億劫になるため、トイレに行くのさえ面倒になり、ベッドから出ることができなくなることもあります。

また集中力や思考力が極端に低下するので、酷い場合には自国語の言葉でも会話が成立しなくなったり、たった10本の鉛筆を数えるのにも、何度も何度も1本ずつ取り分けながら数えなければその数えた本数に自信が持てないようになります。

そしてそのような状態を責める気持ちが強くなると、自分は生きている価値が無いと考え、自殺願望が芽生えることも少なくありません。

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  • 作者: リーダーズノート編集部
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