うつ病との関連は?不登校についてなど [心の病気]
不登校になるには、やはり、原因があるはずです。では、どこに原因があるのでしょうか?
高校生が不登校になる原因として多いものが、人間関係と勉強だそうです。
高校生は思春期ですし、人間関係に敏感な時期でもあります。
そんな中で、クラスの友人と上手く付き合っていけなかったりすれば、誰でも学校に行きたくないなと思ってしまうはずでしょう。
それが例え、些細な言い合いやけんかだったとしても。
上手くいかないだけならまだしも、それがクラスメイトから嫌がらせを受けたり、無視されたりするなど、いじめに発展してしまうケースも少なくありません。
しかし、人間関係は友人同士だけではなく、先生との人間関係が原因で不登校になる場合もあります。
もちろん、人間同士なので相性の合う合わないは出てくると思いますし、学校生活の中でどのような先生に出会うかによって生活を左右することにもなります。
もう一つの不登校になる原因としてあげた勉強。
中学校でたくさん勉強して、行きたい高校になんとか入学出来たものの、自分がその高校の授業のペースについて行けなくなってしまい、不登校になってしまうこともあります。
高校は単位制のところがほとんどなので、長期間学校を休んでしまうと単位が足りなくなり、留年や退学に陥ってしまうのです。
それだけでなく、今まで成績上位者だったのに急に成績を落としてしまい、それがショックで不登校になってしまうという場合もあるのです。
このように、不登校になってしまうような原因はあちこちにあるので、親が子供のちょっとした変化に早く気がついてあげることが必要なのです。
不登校を克服するためには
不登校を克服するためには、様々な方法があると思いますが、今回はここでいくつか不登校の克服方法を紹介したいと思います。
人として社会で生きていくためには、必ずルールという物が付きまとってきます。私達は知らずの間に、このルールを自然と守って生きています。
でも、もし、お子さんが不登校になったとしても、ルールを破ったなどと思うのではなく、この子が自分の意志で生きていこうとしている成長過程の一つなんだと思い、認めてあげて下さい。
やはり、不登校になったりするようなお子さんは、否定されることを嫌います。ダメだと否定してしまうと、自分自身を否定されてしまったような気分に陥ってしまうので、否定することは避けて下さい。
あとはプレッシャーをお子さんにかけてしまわないように、注意する必要があると思います。
親にとっては大したことないと思ってしまうことでも、子供にとってはとても重いプレッシャーになることもあるのです。
不登校になってしまったからと言って、「学校に行かないと・・・」とか「勉強しないとみんなに置いていかれてしまう」などとプレッシャーを与えることは逆効果なのです。
必要以上に子供にプレッシャーを与えてしまうと、子供は自分の逃げ場を失ってしまいます。
逃げ場を失った子供は、さらに悪い状況へと陥ってしまうことになるのです。
「言葉だけで伝えるのではなく、態度で示してみてはどうですか?」などと書かれている書籍などもありますが、なかなか難しいものがありますよね。
色々試してみたけど、あまり変わらなかったのなら、思い切って今その子の置かれている環境を変えてあげるのも1つの方法かもしれません。
例えば、フリースクールに通わせてみるなんて方法も、その子にとってはベストな選択かもしれませんしね。
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